ラケット選びのお助けに。グリップサイズについて
ヨネックス、ミズノ、それぞれ異なるグリップ規格を持っています。
ここではそのおさらいをさせていただこうと思います。
ラケット選びの参考にしてみてください。
※個人的見解が含まれますので、全てをうのみにしないように、お願いを致します。
ヨネックス編
ヨネックスは、「グリップエンドから25mmの位置における周長の中心値」をグリップサイズの基準としています。
細い順に並べると…
※()内が「グリップエンドから25mmの位置における周長の中心値」の値です。
00(104mm)
0 (106mm)
1(110mm)
34(113mm)
2(114mm)
36(117mm)
となります。リプレイスメントグリップ込みの周長表記のため、モデルによって違いが出る可能性もあるようです。
00はジュニアモデルに搭載されています。
後衛向け既製品には0、1が採用されることが多く、前衛向け既製品には1、2が採用されることが多いですが、モデルによりまちまちです。また、カスタムフィットでは0~36までのグリップを選択することができます。
グリップ形状は、「プレーシフト」、「ノーマル」と2種類。
ほとんどの既製品にはプレーシフトが搭載されていますが、より癖が少ないグリップがノーマルです。(ノーマルは、より正八角形に近い、従来のヨネックスのグリップ形状となります。)
2020年現在、ノーマル形状が搭載されている既製品は、ナノフォース8V REVのみとなります。
それ以外は、初心者向け〜上級者向けまで、全てプレーシフト搭載となります。
グリップは、直接手に触れる非常に大切な箇所となります。
太さや形状が気になる場合は、時間はかかりますが、別注されることをおすすめさせていただいております。
プレーシフトのメーカー説明は…エンド側からシャフト側にかけて徐々に細くなる扁平形とした独自のグリップ形状、とあります。打球面と握りがわかりやすく、威力あるサーブ、スマッシュを打ち込めると書かれていますが、人により感じ方は様々です。
ミズノ編
わかりやすい表がありましたので、そちらをご参照ください。
「エンドから30mmの、縦横のそれぞれの高さがその基準」となりますので、この時点でヨネックスと違いますね。
こちらもリプレイスメントグリップの種類にも依存する部分はあると思っています。
00~2が通常の範囲ですが、スペシャルチューンでは縦横が同じ長さの「正八グリップ」も対応しています。モデルにより対応できるグリップサイズが異なりますので、それぞれの表をご参照いただく形になると思います。
既製品においては、ヨネックス同様、後衛向けには細いグリップ00&0が採用されることが多く、前衛向けには一段階太い0&1が採用されることが多いです。2は徐々に既製品から外れるようになってきました。
グリップ形状は、「ハンモック」。
角がしっかりとわかるので、どこを握っているのかわかりやすいと思います。
簡単に表現すると、角がより角々しい、という感じです。
相関関係は?
両者のサイズですが、感覚的には、
ヨネックスの0→ミズノの00
ヨネックスの1→ミズノの0
ヨネックスの2→ミズノの1
というイメージですが、そもそもの形が違うため、握り心地は思っているよりも違うかもしれません。
プレーシフトよりもノーマル形状の方がハンモック形状に近いように感じますので、ミズノっぽいグリップが良い、という方はノーマル形状でカスタムフィットされるのが良いのではないでしょうか。
最終的にはクッションラップやオーバーグリップの種類で調整を加えるしかないかと思います。
ということで、グリップについてでした。
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